医学部の特別なところって何がある?現役医学部生が答えてみた!後編

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こんにちは!投稿主のまる医です!

医学部って特別感あるけど具体的にどんなところが特別なんだろう…

そんな疑問に答えるために、今回の記事では医学部の特別なところについて解説していこうと思います!あたりまえのことからあまり知られていないことまで解説していこうと思うのでぜひ見ていってください!

今回もボリュームが多くなってしまうので前編と中編と後編の三つに分けて解説させていただきます!今回は後編なのでもしよかったら前編と中編も見ていってください!

全ての医学部の入試に面接がある

日本のすべての医学部の入試には面接があります。以前は入試で面接を実施しない大学もあったのですが、今はもうそのような大学はありません。

このことは医師という職業は学力だけでなく人間性も求められる職業であるということを表しているのだと私は感じました。

都会の大学では人間性を確かめるためだけの面接で点数がないという大学もあります。

しかし、地方大学の多くは面接に点数が課されています。そのため、地方大学を受ける人はしっかり面接対策をしなければなりません。

私立大学の医学部は学費が高い

私立大学の医学部の学費は非常に高いです。

国立大学医学部6年間の学費が約350万円というのに比べ、私立大学医学部6年間の学費が最も安い国際医療福祉大学で1857万円と5倍以上の差があります。

また、最も学費が高い川崎医科大学では6年間の学費は4725万円と13倍以上の差があります。

私の家はあまり裕福ではなかったために決して私立大学の医学部に行くことは不可能だったために、大学受験は国立大学一本で受けました。

実際、国立大学の医学部では私立大学の医学部を受けない人も少なくはなく、浪人した人も、浪人をした方が安く済むために、合格した私立大学を蹴って浪人した人も多いです。

医学部を志望する人はお金についてもしっかりと考慮してどの大学を受けるかを考えると良いです。

卒業後も研修医がある

医学部を卒業したからといって、すぐに一人前の医師として働くわけではありません。一部例外はありますが、医師国家試験に合格した後、初期臨床研修医として2年間、義務として病院で研修を行う必要があります。

この研修期間に、内科や外科、救急など様々な診療科をまわります。この初期臨床研修を終えると、ようやく一人前の医師として働くことができるようになります。

研修医を修了すると次は、専門医の資格を取るために専門研修、いわゆる後期研修があり、3~5年間研修がありますが、自分の好きな診療科で働くことができるようになります。

研修医を終了してからも、内科や小児科などの専門医資格を取るための勉強は続きますが、医師として自立したキャリアを築くための第一歩を踏み出すことになります。

卒業後はほとんど医師になる

他の学部の方だと、卒業後は大学で学んだ学問全く関係のない職業に就く方も多いと思います。

しかし、医学部の場合ほとんどの人が卒業後に研修医として就職していきます。

例えば、東京医科大学の令和6年度卒業生は96.2%、富山大学の過去三年間の卒業生は95.7%が研究医として就職しています。

このことは、医学部という学部がいわゆる専門学校的な気質を持っているということを表しているように感じました。

ほとんどの人が医師として就職するからこそ、入学試験で医師という職業に対する意識を持ってもらうために面接を課しているのかなと思いました。

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